なるほど、朝ごはんは”-OneAns-”だから重要なのね?
朝ごはんは、その日の身体を安定させるエネルギー源だから
健康的に生活をしていれば、
朝起きた時点で、体内のエネルギーは不足気味になっている。
寝ている間は低燃費モードとはいえ、
7,8時間も栄養を獲得する機会がほぼないのだから、当然である。
そして、そのエネルギーを補充してくれるのが朝食だ。
様々な理由をもって、朝ごはんが食べられない人は多いが、
夜ごはんを食べすぎているということはないだろうか。
胃の中に多くの未消化物がある状態で睡眠に入ってしまうと、
消化コストがかかり睡眠の質は落ちてしまうし、
胃の中が空のときに、その先の十二指腸や小腸から分泌される胃腸お掃除ホルモン「モチリン」も出てこなくなってしまう。これは便秘の原因にもなる。
そのうえ、エネルギーは中途半端に余った状態で目が覚めるので、健康的な空腹感がこないという仕組みだ。
おまけに、昼食時には血糖値がスパイクすることで糖尿病リスクもでてくる。
また、関連として、朝食を抜くことでモチリンを分泌させ、便通を促す人がいるが、
明日のために身体をリセットする機能「睡眠」中に、全てを整備しておくのが理想だと私は考える。
最後に、この手の話にはすべて言えることだが、
不健康や特異体質の方はこの限りではない。
そのような方は自分で自分の身体に耳を傾けることが最適だ。