さて、せめてタバコはストレスを軽減できるのか?
できない
タバコは身体健康にこそ百害あってといわれるが、
精神面では救われていてもいいはずだ。
実際、喫煙者は非喫煙者よりもイライラしがちだが、
タバコによって、上手くストレスを解消しているように見える。
しかし、予防研究グループの”多目的コホート研究”によれば、
たばこと自殺について | 現在までの成果 | 多目的コホート研究 | 国立研究開発法人 国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究グループ
日本人の40 - 69歳の男性のうち、1日のたばこの
本数が多いグループは自殺リスクが高いことが分か
りました。
日本人では、40代が最も自殺者が多い。
その原因は主にストレスからくる、うつ病だ。
(色々な経験が負担になってくる年齢なのだろう。)
そうなるとタバコは、
- ストレスの原因を増やす
- ストレスに弱くする
- 自殺に対する恐怖を鈍くする
これらの要素を持っている可能性がある。
もしかしたら、喫煙者がニコチン不足からくるイライラを感じているとき、
俗に言う緩やかな自殺ではなく、
本当に自殺の危険性があるのかもしれない。
また、しばらく喫煙ができていない状態で、
タバコを吸えると、頭が晴れやかになると表現する人がいる。
そのような解放感も、自殺が持つ解放性に繋がるのかもしれない。